インタビュー
INTERVIEW
街の風景の中にオーニングがある。自分が手掛けたことに感じるやりがい。
工務部 設計課
2013年入社
元々、ものづくりが好きだった。ソフトではなく、実際に目に見えるハードなものづくりに惹かれた。だから大学も機械系の学部に進学した。BXテンパルの設計は、実際にオーニングを取り付けるための作業であり、それによって快適空間を創造することにやりがいがあると感じて入社を決めた。入社以来、現職。
オーニング製品を建物に「取り付ける」設計業務。
耐久性、安全性を確保した最適な設置を。
店舗や商業施設、学校、病院などの公共施設から住空間など、当社のオーニング製品は幅広く採用されています。それらは、当然ながら、建物の壁に取り付けることで利用が可能となります(独立型を除く)。
私が担当している業務は、配置設計とも呼ばれる、この「取り付ける」ための設計です。もちろん、単に取り付ければいいというものではありません。取り付けるためには、建物自体を一部施工する必要がありますが、それによる建物のダメージを極小化する必要があります。さらに耐久性も重要な要素。風雨や地震などの外圧に対し、建築基準法で定められた強度・耐久性を保たなければなりません。オーニングの下では人が憩い、過ごすスペースになりますから、安全性の確保を最も重視した設計を行っています。また、そもそも取りつけ可能かどうかを精査することも重要な役割。物件の規模にもよりますが、月におよそ40物件を設計、順次施工されていきます。
設計者の視点から提案する「設計織り込み活動」。
受注に向けて営業活動を強力にサポートする。
私の仕事は、営業担当者からの依頼による、単なる設計業務に留まりません。私たちのお客様は、店舗や商業施設などのエンドユーザーのほかに、建物自体を設計する、設計事務所やゼネコンがあります。
オーニング製品を使用する建物の新築・改修などの情報があった場合、私たちは、たとえば設計事務所にアプローチし、当社のオーニング製品を採用してもらう取り組みを進めます。設計織り込み活動ともいわれるもので、設計の段階で当社製品の採用が決まれば、必然的に建物を建てるゼネコンは当社製品採用となります。これは基本的には営業担当者の役割ですが、営業担当者と同行してコストやニーズに応じて設計者の視点から提案、お客様の理解・納得を深めて受注に結び付けてきます。オーニング業界の中で、社内に設計者を揃えている企業は限られており、私のような設計者による提案、適切な対応ができるのも、当社の強みの一つになっています。
数多くの多種多様な物件を手掛けてきた。
一級建築士の資格取得を目指して成長し続けたい。
アウトレットモールや野外ステージなどの大規模なものから、建物に取り付けるのではなく、空中にオーニングを付けたいという難題対応まで、最適な設置方法を考案し、これまで数多くの物件を設計してきました。だから、繁華街でも郊外でも、観光地でも、自分が設計したオーニングに出会うことができます。自分が手掛けたものが目に見えるカタチで街の中にあり、それが多くの人へ快適な環境を提供していることに、大きなやりがいを実感しています。
当社は、年齢や役職に関係なく、個人が自由に意見を言える会社です。また助け合い、支え合う風土が根付いており、気持ち良く働ける会社です。今後は後輩を指導し育てる役割も担う必要があると思っています。そのためにも、一級建築士の資格取得へのチャレンジを含め、貪欲に知識を吸収していきたい。そして会社になくてはならない人材、社内外から頼られる人材に成長していきたいと思っています。
一日の流れ
- 9:00
-
出社。メールチェック。設計課のミーティング、情報共有。
- 9:15
- 設計業務。店舗改修に伴うオーニングの取り付け物件。
- 10:30
- 営業担当者から別件の相談。電話で打ち合わせ。提案内容を検討。
- 11:30
- 午後のお客様訪問に向けて資料準備。
- 12:00
- 昼食。
- 13:30
- 外出。設計事務所訪問、打ち合わせ。新設する商業施設に取り付けるオーニングの提案。
- 15:30
- 帰社。打ち合わせ内容の検討。
- 16:00
- 他物件に関し、CADオペレーターに製図依頼。
- 17:45
- 退社。